いらっしゃいませ!!

 常日ごろ思いついたことを、ただただ書き連ねるブログです。

「ワシがゆうたんやない!
    電波や…、電波がワシにいわしよんのや!」

ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010/07/03

伊坂幸太郎の「砂漠」を読みました

今現在“砂漠”にいる人に向けて、“オアシス”の話をするときに、「あの時は良かった~」というのではなくて、「あの時のことは、そうは変わらず今でも大切だろ」という背筋が伸びる物語でした。

2010/01/05

吉田 修一の「悪人」を読みました

「悪人」とは誰なのだろう?
読んでいて心が痛い。だけど、読まないと、この心の痛みを感じられないから、始末が悪いな。

07年の出版界のトピックとなった、吉田修一著「悪人」が10年に映画化されることもあり、文庫化されたので、読みました。

2009/09/23

トム ロブ スミスの「グラーク57」を読みました

Tom Rob Smith著「グラーグ57」を読みました。
前作「チャイルド44」の続編ですが、前作で明かりが見えたと思えた状況が、実は次なる闇の序奏であった、というカンジでしょうか。ラストまで明かりの見えない、ぎこちない贖罪と再生の物語です。

2009/09/10

ドン ウィンズロウの「犬の力」を読みました

「ニール・ケアリー」シリーズのDon Winslow作「犬の力」を読みました。

いやぁ、大作です。
印象的には、船戸与一氏を彷彿させる血と汗と暴力、善・悪は一体となり国や権力の不可避な暴力が描かれます。

2009/08/26

アダム ファウアーの「数学的にありえない」を読みました

Adam・Fawer著「数学的にありえない」を読みました。

ワタクシが感心したのは、2つ。
1つは、冒頭のシーン、主人公のギャンブル好きの統計学の元大学講師が、賭けポーカにおいて、次々と変わる状況それぞれに自分が勝つ確率を暗算で計算し続けている場面ですね。

2009/06/29

伊坂幸太郎の「終末のフール」を読みました

「明日死ぬって言われたらどうする?」

「変わりませんよ」

「変わらないって、どうすんの?」「明日死ぬのに、そんなことするわけ」

「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」

2009/01/05

トム ロブ スミスの「チャイルド44」を読みました

Tom Rob Smith著「チャイルド44」を年末年始休暇中読みました。
年末の「このミス ’08」をみて、海外作品の第一位だったもので、読んでみました。
非常に良くできた作品で驚きました。

2008/02/08

伊坂幸太郎の「死神の精度」を読みました

550円で買える、4時間の幸せというのは、どうでしょう。

ホントに多彩な内容で、密室サスペンス風なものあり、ロードムービィ風ありな短編集です。
ただし、短編ながら、最終編で集約する物語もあり、このあたりは伊坂氏の長編・短編にかかわらずよくでてくる構成で、プロットの設計のみごとさを感じるところです。

2007/07/02

伊坂幸太郎「グラスホッパー」読みました

これは、山田風太郎の「忍法帳シリーズ」なのでしょうか。

「殺し屋」が自分の技を駆使した、殺し合いをしていくお話(?)で、一人称三視点で書かれた、伊坂作品でも異色なものだと思います。

2007/05/27

伊坂幸太郎「チルドレン」読みました

『「いいか、これだけは言っておくけどな、俺は生まれてこの方、ダサかったことなんて一度もないんだよ」』(本文より引用)

ホントに気持ちの良い、読んだら幸せになる本です。

2007/01/04

伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」を読みました。

創元推理文庫版伊坂幸太郎著「アヒルと鴨のコインロッカー」を読みました。以下、その感想です。
テキト~に内容に触れている部分もあります。ご注意を。

2007/01/03

高村 薫の「照柿」読了、その感想について

高村薫著文庫版「照柿」読了しました。
長い間”積ん読”状態だったんですが、お正月休みを利用して読み切りました。

できれば、ハードカバー版との比較もしてみたいところですが、時間的に無理そう(比較した方、何処がどう違うか教えていただけませんか)。

2006/10/24

京極夏彦「邪魅の雫」

上下二段組みの817P、携帯すれば護身用にも使えるプロダクトですが、少しずつ読み進み、半月かけて読了しました。
感想を書きたいのですが、本編で「書評」に触れている部分もあり、多少やりにくいですか。

2006/07/16

横山秀夫「クライマーズ・ハイ」読みました。

う~ん、読み終わってしまいましたね。毎日楽しみにちょっとづつ読んでたんですが…。

作家の作品の、特に短編が大好きで、文庫になったものはすべて読んでます。
D県警シリーズの二渡の描写が、短編ごとの中心人物によって違うところなんかは、よく書けていますし(うわァー、下目線)、F県警強行犯課シリーズなんて、『三大怪獣 地球最大の決戦」ですよね。とにかく、キャラが秀逸、しかも、各編ごとに変えるくらい多彩、ホンと楽しい物語を書く人です。

2006/07/07

伊坂幸太郎「重力ピエロ」を読みました

伊坂氏が注目を集め始めた作品です。
非常に切なく、かつ、心が震えるお話。ミステリィの形態を露悪的に取りながら、親子・兄弟物語が進んでいきます。「オーデュボンの祈り」の主人公が出てくるところなどは、伊坂作品に共通するファクタです。動物にシンパシィがあるのもまた楽しい。

2006/05/22

伊坂 幸太郎の「陽気なギャングの日常と襲撃」を読むべし!

「世の中を動かしているのは、法律じゃなく、イメージだ。」(P.214)

皆様、昨日の久しぶりの晴天の日曜日、どのように過ごされましたでしょうか。
少し汗ばむぐらいの陽気で、日差しも気持ちよく、こうゆう時は、家で読書が一番ですね?

Popularity Posts