『「いいか、これだけは言っておくけどな、俺は生まれてこの方、ダサかったことなんて一度もないんだよ」』(本文より引用)
ホントに気持ちの良い、読んだら幸せになる本です。
連作短編なんですが、主要登場人物が重なっており、著者の長編にみられる、時間軸の意図的な前後を思い出せば、長編ともとれる内容。ただし、何処から読んでも良いようになっているので、良く計算された構成は、この著者にしてみればいまさら驚かないくらいですが。
ワタクシは「イン」が特に好きです。目が見えない語り手の「ものがたり」の描写が秀逸、最後の4行に表現される感覚が、なにか涙が流れるような幸福に包まれ、ワタクシの胸を満たしてくれます。読んで良かったぁ、と思える本で、読みやすくもあり、深く読めもし、価値ある本。ぜひ読んでみて。
ホントに気持ちの良い、読んだら幸せになる本です。
連作短編なんですが、主要登場人物が重なっており、著者の長編にみられる、時間軸の意図的な前後を思い出せば、長編ともとれる内容。ただし、何処から読んでも良いようになっているので、良く計算された構成は、この著者にしてみればいまさら驚かないくらいですが。
ワタクシは「イン」が特に好きです。目が見えない語り手の「ものがたり」の描写が秀逸、最後の4行に表現される感覚が、なにか涙が流れるような幸福に包まれ、ワタクシの胸を満たしてくれます。読んで良かったぁ、と思える本で、読みやすくもあり、深く読めもし、価値ある本。ぜひ読んでみて。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント・バックリンクありがとうございます。