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「ワシがゆうたんやない!
    電波や…、電波がワシにいわしよんのや!」

2009/10/14

Whitney Houstonの「I look to you」を聴きました

She is back,and Welcome back Whitney and we love you and so does Jesus!

このような日がいつか来るものと願ってはいたが、はたして本当にこのような日がくるかどうか判らなかった。
いわずと知れたスーパースタァ、アメリカの宝、ホイットニィの7年ぶりのアルバムである。

その偉大な経歴を追うことは難しくない。
日本でも、主演した映画「ボディーガード」とそのサウンドトラックのヒットにより、その名声が確立している。そんな彼女が、なぜ、21世紀に入り全く活動を見せず、ゴシップのみが賑わうようになってしまったか。
彼女のキャリアからすれば、しなくてよい苦労をし、その先の深い闇に陥ってしまった。これがどれほど深いか。その声を奪い、存在そのものをも奪うことを我々は知っている。その闇の中にも彼女を信じ、その輝きを信じ続けた人々がいた。クライヴ・デイヴィスの信頼と粘り強さに敬意を表したい。

46歳。

往時のポップミュージックとしてのブラックミュージックが最も理想とする声は変わってしまった。すこし擦れたような、それでいてブラック特有の太い低音が出にくくなったのは歌から離れすぎていたかもしれない。それでも、その声には前に進もうとする強い意志と周りの人間への感謝が聴きとれるというと、考えすぎだろうか。タイトルトラック「I look to you」の対訳を読めば、その意を感じていただけるかもしれない。
自身の名を冠した初期2作のような伸びやかなポップを感じさせる「Million dollar bill」もいい。この人はこういう曲が本当にうまい。
80年代後半から90年代のポピュラーミュージックを感じさせる曲が多いが、きらめくような最新のヒットメーカ達が敬意をもって彼女に捧げたのは、このようなエバーグリーンだと思う。

そう、みんなが心から「お帰り、ホイットニィ」といっているのがこのアルバムなのではないだろうか。

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