こちらもレンタルで観ました。
監督はスティーヴン・ギャガンですが、製作総指揮にジョージ・クルーニーにスティーヴン・ソダーバーグのコンビですので、観ないわけにはいかなかった。
さて、感想。重い。
CIAの工作員であるバーンズ、エネルギー業界アナリストのウッドマン、中東某国のナシール王子、ワシントンD.C.の法律事務所に所属する弁護士のベネット、精製施設で働いていたワシーム、の5視点で展開される物語の本当の主役はアメリカという国家でしょうか。
状況が刻々と展開される中でも、冷静な著述で、饒舌になり過ぎないところが、物語の起伏を創らない。ハリウッド映画の”2時間パターン”にならされている向きには、同じ時間でも退屈に感じるかも。
ただし、現代のシリアスな状況を俯瞰するには良い題材かも知れません。1個人、1企業、1業界、1国家、1世界が絡み合って現在の状況を幻出させていることがわかれば、アメリカ的善悪論だけで、問題の解決がもたらせないのが自明だと認識させる映画でした。
監督はスティーヴン・ギャガンですが、製作総指揮にジョージ・クルーニーにスティーヴン・ソダーバーグのコンビですので、観ないわけにはいかなかった。
さて、感想。重い。
CIAの工作員であるバーンズ、エネルギー業界アナリストのウッドマン、中東某国のナシール王子、ワシントンD.C.の法律事務所に所属する弁護士のベネット、精製施設で働いていたワシーム、の5視点で展開される物語の本当の主役はアメリカという国家でしょうか。
状況が刻々と展開される中でも、冷静な著述で、饒舌になり過ぎないところが、物語の起伏を創らない。ハリウッド映画の”2時間パターン”にならされている向きには、同じ時間でも退屈に感じるかも。
ただし、現代のシリアスな状況を俯瞰するには良い題材かも知れません。1個人、1企業、1業界、1国家、1世界が絡み合って現在の状況を幻出させていることがわかれば、アメリカ的善悪論だけで、問題の解決がもたらせないのが自明だと認識させる映画でした。
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