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「ワシがゆうたんやない!
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2007/07/23

映画「Goodnight, and good luck」を観て

[2007/7/23(月)の記事転載]
いやぁ、小品ながら良い映画でした。

某レンタル店の半額セールを利用し、借りてみた、「Goodnight,and goodluck」ですが、こういうところに顔をだす、監督・脚本・出演はジョージ・クルーニーはさすがです。
物語は(注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています)、1950年代の冷戦下のアメリカ。ジョセフ・マッカーシー上院議員が中心になって推し進める赤狩りが吹き荒れるなか、法的な手続きを無視して「共産主義者」の排除を推し進めようとするマッカーシーの手法に対して疑問をもつ良識的なアメリカ人も多かったが、誰もが自分自身が標的にされることを恐れ、マッカーシーの手法を表面だって批判する者はいなかった。しかし、そのような風潮の中で、マローとそのスタッフ達は、マロー自らがホストを務める「See it Now」の番組中で、ミシガン州空軍予備役のマイロ・ラドゥロヴィッチ中尉が、「父親と妹が共産主義者だという内部告発があった」というだけの理由で、空軍からの除隊勧告を受けたことに対し異議を申し立てる…。

てな内容です。
90分強の中で、語られる主題が絞り込まれ、十分主張が伝わってくる内容。ラストのマローの演説がこの物語のすべてでしょう。
自由を守るため、あらゆるところで正統な手続きを踏もうとするマロー一派の堅さはカッコよかった…。

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