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「ワシがゆうたんやない!
    電波や…、電波がワシにいわしよんのや!」

2009/07/02

映画「トランスフォーマー リベンジ」を観てきました

いやぁ、すごい。この映画つくったヤツらは、アホですね。

話題の映画ですから、すでに観られた方もいらっしゃるか、と思いますが、ワタクシ、やっと観てまいりました。
Michael Bayは、ロボットをガシンガシン変形させたかったんでしょうねぇ。前作を凌ぐ量のロボット、しかもおっきいのからちっさいのまでさまざま、前半の余裕あるうちには、変形途中のシーンをどんどん差し込んできます。
で、そのロボットにワイヤーアクションのような動きをさせるわけです。付け加えて、最後の戦闘シーンの人間を映すカメラワークは、手持ちカメラのブレブレの映像で緊迫感だしてますから、これ気をつけないと、目から入る情報量を超えます。

この状況が、2時間半、ダレ場なしのノンストップでずっと続きます。
ストーリィ?人物描写?関係ないですね。
「パールハーバー」で沈めることができなかった米空母のまん中に穴あけてその焼けついた層みせながら沈んでいくんですから、それでいいじゃないですか。
ついにでた、合体巨大ロボットが暴れまくるんですよ(これ、ヒューマノイド型じゃないのが残念ですね)。
緩急の緩のために入れた、サムの大学で母親がはしゃぐ場面がダレ場と感じるぐらい、また、エジプト市街地のカーチェイスなんか結構すごいシーンですが、3分ほどですか、これがサラッと流れてしまいます。サムとミカエラがイチャつくシーンも、何が何の位置づけわからないくらい頭クラクラになります。

あと、Megan Foxがエロい、くらいの感想ですか。
偵察にきた小型ディセプティコンを飼い慣らそうとするのですが、こいつがお調子者で寝返ろうとしてさかった犬のように脚にしがみついて腰ふってますから、監督、わざとですね(こいつも中盤結構重要なストーリィ進行役なんですけど、最後どうなったか全く触れてませんね)。登場シーンのお腹がでるタンクトップにデニムのショーパン、バイクでやってくる時のツナギのブラックラバースーツを着替えさせ、脱いだら白のドレスですか。最高ですね。

劇場で観る際は、できれば劇場の中段まん中、できるだけ画面全体を観れる位置でどうぞ。

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