いらっしゃいませ!!

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「ワシがゆうたんやない!
    電波や…、電波がワシにいわしよんのや!」

2006/04/24

ワタクシ、映画「Vフォーベンデッタ」を見て参りました!

あの仮面は何とかならなかったのか…。
では、浜村 淳さんのような映画紹介を。嘘です、そんな、まだ見てない人の楽しみを取ってはいけません。

作りは大変面白かったですね。さすがW兄弟、「バウンド」作った人達です、うまいです。映像はびっくりはしません。W兄弟には早急に監督作品を要求します。世界観はありがちなんですけど、ワタクシの好きな世界観でした。ちなみにナタリー=ポートマンは、ほぼ狂言回し役で、活躍はありません。ただ、彼女がいないと、ただの復讐劇なんですね。復讐が革命へと変わる後日談を思わせ、世界観に深みが出ています。
えー、できるだけ内容には触れたくないのですが…、要は、独裁者に翻弄された人物が、関係者に「血の復讐」をしていく物語なんですね。で、ヒロインの登場がただの「復讐」を、独裁者への「革命」に昇華し、大衆に一般化するんです。上でも述べましたが、ホントありがちですよね。でも、イギリスの製作で、結構、風刺が効いている、現状と比較せざるをえないようなところがあります。例えば、テレビは国に都合のいいことばかり流すんですが、その内容を、国民は誰も信用していない、で、「これは嘘か?」なんて言い合っている。醒めているんですね。醒めつつ現状を諦めている。自由を諦め、(見せかけの)身体の安全を享受するわけです。
あのー、最近の言葉で、「自由」は「公益」と反する言葉のように語られますけど、あれは嘘ですからね。「自由」と反するのは「抑圧」であって、「公益」の名の下に「自由」を「抑圧」しようとする人達にだまされているんですよ。だいたい、個人の「自由」こそが「公益」を担保するんですからね。つまり、多数の各個人の「自由」を保証するために、「公益」があるんです。戦え!

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