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「ワシがゆうたんやない!
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2006/06/05

村上氏逮捕と秋田小学生殺害事件に思う、「劇場型犯罪」の劇場はマスコミだと言うこと

マスコミの取材の中で、いやだな、と思うのは、さも自分に正義ありと自分の意見を述べ、どう思いますか、と聞く人。相手が取材に応じないのを説明責任を果たしていないと、糾弾する人。そして、只ひたすらマイクを向け続ける人。
今回もまた村上氏逮捕時に、ヘリコプタを飛ばし、バイクで追いかけ続けて、移動する村上氏をとらえようと、マスコミ各社が競い合っておりました。何を思ってこんな像を流すんでしょうか。大衆が見たいから、なんていう人がいるなら、見たい人がいるかも知れないけど、少なくとも、ワタクシは見たくありませんから、見ません。

秋田の事件にしても、道路にまであふれるほどマスコミが押し寄せ、ここでも像を取るため、追いかけ回していました。外に出るたび、マイクを突きつけるマスコミ。確かに、相手が無言でもそれは像になりますし、顔色・態度から勝手に感情を読み取ることもできます。しかし、それは伝える価値があることなのでしょうか。恣意的に受け取り方を誘導できるというのに。

なんと言うのでしょうか、例えば、村上氏逮捕について、検察がまた乗り出しています。堀江氏で一罰百戒を狙ったのに、また出てくるやつがいたから、出る杭を抜くのと、あれほどバックグラウンドがありそうだった、ライブドア事件に粉飾決算しか罪に問えず、今回のことによって、広がりを意識付けようとしているのではないか、等現時点でも掘り起こして欲しい事柄はいっぱいあります。
報道を自任するなら、権力の行き過ぎた行使を抑制してくれないでしょうか。

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