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「ワシがゆうたんやない!
    電波や…、電波がワシにいわしよんのや!」

2006/05/15

映画「ナイロビの蜂」見ました。その感想です。

キングコング女優のレイチェル=ワイズ(こんな言い方する人いない?)がオスカー穫った作品でございます。(しかし、どうしてこの演技でオスカー穫ったんでしょうか?
あまりミステリアスな雰囲気もなく、情熱的なこともなく、博愛的なこともなく、今ひとつ役柄のインパクトのキツさがないように思えます。これまでの作品のイメージとの差はありましたが。それでも辺境に行っちゃうのは今までどうりだったりして。しかし、このカッコ長いな。)
感想は、カメラワークが凝ってます。そりゃもう、うるさいくらい。スラムの粗い画とナイロビ市内や、ロンドン、ベルリンのノッペリした画。手持ちカメラのブレの多い画に、アフリカの広大な大地の鳥瞰、ロンドンの監視カメラの画に、オヤジの横顔の鼻からしたしたアップ、etc.etc…。こうゆうのワタクシも嫌いではないのですが。ストーリィはひねりがなかったかな。トントンと進んで、最後には誰が悪いかは特定されると。非常にスッキリさせすぎで、物足りない感じがします。
さて、少なくてもカップルで行く映画ではありません。タンタンとしてますからね。行っちゃった人は勉強不足ですよ。原作は「スパイ映画の巨匠」ル=カレがスパイがいなくなった世界の冒険小説を初めて書いた作品、監督は「シティオブゴット」でブラジルの貧民街を活写した、F.メイレレスなんで甘々なラブストーリィなんてどこひねってもでてきませんよ。
今回は久しぶりに正規料金で映画を見たんですが、ちょっとビミョーです。もし、見る時はチケットショップをご利用ください。

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