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「ワシがゆうたんやない!
    電波や…、電波がワシにいわしよんのや!」

2016/03/09

ペットを売らない岡山のペットショップ

すばらしい取り組みです。
ブリーダーが動物虐待をしている、ペットショップの販売動物の扱い、を報道で知ってワタクシが考えた、そうならないペットショップ形態に近いんです。
いや、ワタクシが考えたことなんてどうでも良いですが、供給側で問題を認識して、それを改善しようとする方がいることが心強いです。

ペットを売らないペットショップ 殺処分される犬の譲渡先探し 岡山 - withnews (ウィズニュース)

ペットショップの経営ってブームに左右されますよね。
最近のメディアはネコブームを起こそうとしていますが、特に個人経営でやっているところは流れに乗らざるを得ないです。エサや飼育グッズの販売は価格に左右されるもので、エサなんかは特定銘柄を通販や近くのホームセンター(ホムセン)で買う、できるだけ安いものを探して買う飼い主が多く個人経営店は劣勢です。
そうすると、上記のような取り組みは個人経営店で他と差別化するために行うには厳しく、広がりに欠くことになります。逆に、ワタクシは大型チェーンのペットショップやホムセン併設店でこそ行う意味があると考えます。

大型店での売上額はペット販売よりも、エサやグッズ販売の方が大きいです。
大型店の売上は、その商圏内にどれだけペットがいるかということになりますし、売上を増やす施策は商圏の飼育数を増やす、ということになります。
ただ、一般的な小売で行うような、動物を値下げして販売するということはできません。価格の値崩れを招きますし、そもそも供給に制限があり、ここが量産できる工業製品とは違います。
そこで、妥当だと納得できる実費・手数料で殺処分される動物を譲渡仲介するのは、施策として有効だと考えるのです。
負担の重い店頭展示は、販売を前提にまず動物を確保しておかないと売れないからやっているわけで、譲渡仲介なら写真・動画で代替えすることができます。

大型店は動物の販売よりも、関連ペットサービスに比重を移して売上を支えると共に波を小さくする方向に向かっています。企業として事業をやる上で当然ですが、そこにもうひと工夫付け加える意味で検討しても良いのではないでしょうか。

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