すでに10月後半から宣伝用としてdropされている「Chasing Pirates」(まだ聴いていない方はYou Tubeのリンクでジャンプしてください)で変わった変わったといわれていたノラのニューアルバムを聴きました。
まず、アルバムのアートワークが素晴らしい。
日本版の紙ジャケで、開けるとアルバムの背の部分をまん中にした両サイドが筒状になっているその中に、片方にCD本体、片方にライナーが入っているんですが、その取り出す方を外側に、反対の中央側の方を型押しして飛び出さないようになっています。また、CD本体は薄いビニルのケースに入っており、感動するくらい丁寧な作りです。
で、アートワークは、ジャケット表紙および、裏に歌詞が書かれているポスタ状のライナーに、シルクハットをかぶり、白いドレスを着たノラと犬のキュートなものです。
「なんで犬?」というのは、アルバムの13曲目「Man of the hour」を聴いて判りました。この曲もキュートで、それでいて物悲しく、さんざ悲しんだあとに漏らす苦笑交じりのため息のような曲です。
アルバム通して聴くと本当に変わったなぁ、という印象で、思わず過去3作を時代を遡って聴き返してしまいました。
ブルーノートレーベルでリリースされていることから、彼女の音楽をジャズ、もしくはジャズ寄りととらえることが一般的ですが、実際は彼女独自の音楽性を1作目より築いており、それが賞およびセールスにつながっていると思います。
それは、ドラム、ベースにピアノ、アコースティックもしくはエレクトリックのギターというのがメインで、バンドセットそのままのレコーディングという印象だったのですが、今作は、バンド録音というより別録りレコーディングで、また、よりギターの印象が強くなりました。ライナーを読むと、主にノラ自身がリズムギターを担当しており、それが曲にはっきりとした線が入ったカンジになっています。
9曲目「Back to Manhattan」にモータウンの黄金期を支えたドラムを入れ、ソウルっぽさを入れたり、10曲目「Stuck」にエレキギターソロを入れたりと試みに富んだ内容。
ただし、この変化を音楽性の進化の結果ととらえると痛い目をみます。対訳の内容を深くとっていくと、アルバムタイトル通り、「落ちた」彼女の感情が“痛悲しい”く、重いアルバムです。
本国の公式サイトにジャンプします
まず、アルバムのアートワークが素晴らしい。
日本版の紙ジャケで、開けるとアルバムの背の部分をまん中にした両サイドが筒状になっているその中に、片方にCD本体、片方にライナーが入っているんですが、その取り出す方を外側に、反対の中央側の方を型押しして飛び出さないようになっています。また、CD本体は薄いビニルのケースに入っており、感動するくらい丁寧な作りです。
で、アートワークは、ジャケット表紙および、裏に歌詞が書かれているポスタ状のライナーに、シルクハットをかぶり、白いドレスを着たノラと犬のキュートなものです。
「なんで犬?」というのは、アルバムの13曲目「Man of the hour」を聴いて判りました。この曲もキュートで、それでいて物悲しく、さんざ悲しんだあとに漏らす苦笑交じりのため息のような曲です。
アルバム通して聴くと本当に変わったなぁ、という印象で、思わず過去3作を時代を遡って聴き返してしまいました。
ブルーノートレーベルでリリースされていることから、彼女の音楽をジャズ、もしくはジャズ寄りととらえることが一般的ですが、実際は彼女独自の音楽性を1作目より築いており、それが賞およびセールスにつながっていると思います。
それは、ドラム、ベースにピアノ、アコースティックもしくはエレクトリックのギターというのがメインで、バンドセットそのままのレコーディングという印象だったのですが、今作は、バンド録音というより別録りレコーディングで、また、よりギターの印象が強くなりました。ライナーを読むと、主にノラ自身がリズムギターを担当しており、それが曲にはっきりとした線が入ったカンジになっています。
9曲目「Back to Manhattan」にモータウンの黄金期を支えたドラムを入れ、ソウルっぽさを入れたり、10曲目「Stuck」にエレキギターソロを入れたりと試みに富んだ内容。
ただし、この変化を音楽性の進化の結果ととらえると痛い目をみます。対訳の内容を深くとっていくと、アルバムタイトル通り、「落ちた」彼女の感情が“痛悲しい”く、重いアルバムです。
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