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2009/09/03

新たな政治に望むこと ~自民党編~

さて、先日の衆議院議員選挙により、与野党の逆転が視野に入り、新たな政治状況が出来することから、そこに望むことを政党の進む方向から考察してみます。

まず、野党になることが考えられる自民党ですが、今回の選挙による政権交代のショックにより、政党運営が停滞している感があります。
まず、できることから、というところで、16日からの臨時国会での首班指名投票に誰の名前を書くか、ということから考えてみます。
党内の状況から、国会会期の設定を延ばすことも考えられましたが、政治の停滞を懸念し、早期に開会日を設定したことは良しです。
ただし、選挙の敗北により、麻生氏は総裁を辞任することを表明しており、次の党総裁の選挙を今月末としています。
結果、首班指名投票の党としての対象者が、次の選挙があるまでは麻生氏である、というのが党執行部の決定のようですが、筋論からすれば、辞任する者を党として掲げるのはいかがか、ということ。心情的には、決して麻生氏の名前を書きたくないということ。
一部から、白票を投ずる、選挙管理委員長の野田氏の名前を書く、など出ており、党決定に離反しても今回は罰することができない、というのが党全体の雰囲気です。
テレビでは、ご祝儀として、鳩山民主党代表の名前を書いてはどうか、という意見も出ている状況ですね。
で、この状況ならば、党の決定とは別に、総裁の立候補表明を前倒し、首班指名時に、総裁選条件である国会議員20人の推薦人を集めるのと同様に、衆参で名前を書いてもらう、というのはどうでしょう。
当然離反は離反ですが、総裁選の実施が遅いことが原因ですし、意欲が見えやすいです。党の結束よりも優先すべきことだとワタクシは考えます。
また、今後の党勢の復興については、運営面からしても、来年の政党助成金の減額や落選議員の処遇の問題から、かなりの時間を要するでしょう。
その中で、健全な野党(政権交代が可能な受け皿としての党)、というのが一般にいわれることですが、候補者数を維持しつづけるというのも大変です。

理念としては、「保守本流」の貫徹ということですが、はたしてそれで良いのか。結党の理念を再度掲げるのも潔いですが、何よりもそこからの変化を迫られ、「新保守」を模索した小泉政権がそれなりに受け入れられたことを考えれば、「21世紀の保守」を模索することを望みます。

なんにしても、次の与党は「革新」というような理念はないですから、対抗軸にはなりにくい。右左の別も政治全体にない状況なら、一本道のどちらが速いかを競うものになりがち。カウンターパーティとして政権党とは違うところを打ち出しがちですが、そこに充足してほしくない、というところです。

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