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「ワシがゆうたんやない!
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2007/01/03

1/2NHK総合「ハイスクール・ミュージカル」を見た

アメリカのテレビ番組として大変話題になっており、サントラも売れているので、チェックしていた方も多かったのでは。
NHKは国営放送に関わらず、海外ドラマにめっぽう強く、この辺もさらってくれます。

内容的には、まぁ、これといって何もなく…。
要は、ハイスクールのバスケット部のリーダーで、学校のアイドルである男の子と、その学校に転校してきた、天才の女の子が、転校前のサマバケ中にひょんなことから歌をデュエットし、そこで互いに引かれ合い、自分のこれまでやってきたバスケ、学問の道とその仲間と、また違う方向の歌(学園ミュージカルなんですけど、ミュージカル的要素はなし)へ進むことへの悩みと仲間との反目、最後は、やればできる、仲間が大切さ、的落ちのお話です。当然、学園ミュージカルのオーデション部分では敵役が出てき、作りとしてはこれ以上ないくらいのオーソドックスなものではあります。

で、題名通り、これミュージカル仕立てになっております。ワタクシ的にはこの部分に注目したいのですが、まず、日本のテレビ番組で、ミュージカルはでき得ないな~、というもの。ワタクシ何度かそのような番組を目にした記憶はありますが、全く、面白くはないです。外国人が歌い踊るのはOKで、日本人だと歯が浮きそう、ということだけではないような気がします。

また、今回登場してきた出演者の中から、第二のジャスティン、ブリトニィ、アギレラが出てくるんだろうなぁ、ということ。
もともとアメリカエンタメ界は、テレビ、舞台、映画、の出演者の区切りがはっきりしていて、はたまた音楽をやる人は全く別であったりしていたのです。それが、90年代の"ビバヒル"以降、崩れてきたな、と思う間もなく、前出三者が音楽業界でスターとなり、ステージママの存在感が増したのですが、今回の出演者達も、まぁ、ダンス、歌よくできています(演技は吹き替えなので分かりませんが)。
日本でも、”沖縄アクターズスクール”の登場以降、子供達に歌だけ、ダンスだけ、等何かに特化せず、エンタメ全般を教えるところがでてきはしましたが、まだまだ根付いていないのが現状。また、そういうところは、ダンスはヒップホップ、歌はR&Bっぽいカンジを目指させますので、ミュージカルはできないのです。今回も番組に登場する出演者達は、ダンスはジャズダンスから、歌はストレートなポップス路線で、しかも、やはり上手い。この辺の差は感じてしまいます。
今この辺と張り合う子達を教えているのは、女の子だと”タカラズカ”、男の子だと”ジャニーズ”ですか。まぁ、両者にステージママ達が必死に我が子を入れようとしているのは、エンタメ的には当たり前の現象なのかもしれません。

また、番組チャンネルが増え、消費が極分化する傾向では、スターが、消費の動向を握り、すべての分野で、スターにお金が集中する現状があります(現在のアメリカエンタメ界はまさにそうゆう状態。で、カウンタカルチャとして、iPodなどの通信、エンタメの細分化、個化がムーブになるんですが)。日本でお金つかもうと思えば、そうゆう存在を作る、もしくはフォロワになるのが早道だと思うのですが、さて、本年の日本のエンタメ界はどうなるのでしょうかね~。

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