第46回衆議院議員選挙が終わり、与党民主党が大敗、野党自民党が大幅議席増し、公明党と共に次期政権を担う結果になりました。
この選挙を勝手に総括し、来年以降の政治を展望していこうかと思います。
結果を見てからでなんですが、今回の選挙は3年強に亘る民主党中心の連立政権の評価が争点ですので、民主党の負けは分かっていたんですが、ここまで大敗するとは思いませんでした。日本維新の会の議席も20議席程低く考えていました。
ただ総体として、前々回2005年、前回2009年、そして今回2012年衆議院選挙の自民党比例票は概ね変化なく、つまり自民党支持者の数は変わらない中で自民党が勝ち、負け、勝ちという結果になるのは、多数の無党派層が投票に参加する前提で現政権批判票がこれまた多数あり、その票の大部分が民主党に流れるかどうか、が関係し、今回のように現政権が民主党では政権批判票が民主党に流れるはずもなく、自民党への上積みになった結果だと思います。